世間の常識超えた2人の真実描く 本屋大賞の凪良ゆうさん「流浪の月」(産経新聞)

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「最初で最後のつもりですべてのネタを出し尽くした感じです。果てしなく自由に書かせていただきました」。2020年本屋大賞の受賞作に選ばれた凪良ゆうさん(47)の長編小説『流浪(るろう)の月』(東京創元社)は、誘拐事件で心に深い傷を負った男女の「その後」を描く。恋とも友情とも家族愛とも違う。世間の常識を超えたところにある人知れぬ2人の真実の関係を見つめた痛切な物語だ。

 凪良さんは、男性同士の恋愛を題材にしたボーイズラブ(BL)小説の世界で十数年のキャリアを誇る。受賞作は、一般文芸では初めて単行本になった小説だ。

 「恋愛の要素が含まれていてハッピーエンドで締めるのがBLのセオリー。そんな約束事から離れて、恋愛とか家族愛といった呼び名ではくくられないような、人と人との関係性を書きたかったんです」

 ある日、公園で出会った小学校4年生の少女・更紗と、一人暮らしの男子大学生・文(ふみ)。ひょんなことから更紗は誘拐事件の被害者となり、文は犯人として厳しく断罪される。2人の間には実際に起こったこともあれば、起こらなかったことだってある。そんな当事者にしか分からない真相をよそに、世間は2人に消えないレッテルを貼る。ネット上にあふれるのは型にはまった同情や憎悪の言葉…。優しい善意から出た哀れみの声に接するたびに更紗は傷つき、追い詰められていく。

 「善悪って簡単じゃないですよね、生きていると。たとえ『絶対にこうだろう!』と思っていても、物事には『裏』もあれば『横』だってある。そうして迷いは深くなる」。だから事件の15年後、互いに大人となって再会した2人の心情を繊細に、丁寧につづる。次第に、幼少期からずっと居場所が見つけられなかった孤独な2人が安息の場に近づいていく救済の物語がせり上がってくる。

 「一人になるのは誰でも怖いですよね。でも自分を理解してくれる人がたった一人でもいれば、いろんなものを捨てられる-。書きながら、そう思うようになっていった」

 小学生のころからずっと漫画家志望だった。「小説家になろうとしたことは一度もない」と断言するが、今では「普段伝えられない気持ちが小説という形でなら自然に出せる。スイッチが入るんです」と執筆の喜びを日々感じている。

 BLに一般文芸にとジャンルを横断しても、世の中とうまく折り合いが付けられない人々の痛みをすくい上げる視線は変わらない。

 「人と縁を結ぶのがうまくないんですかね、私。確かに『絆』ってとても大事だけれど、その掛け声があまりに強すぎると息苦しくもなる。時々つながったり、離れたりと、もっと自由であっていい。これからも自分の中にある違和感を書いていくのかな」(海老沢類)

     ◇

 なぎら・ゆう 昭和48年生まれ。京都市在住。平成18年に中編「恋するエゴイスト」が雑誌に掲載され、注目される。翌年に刊行された長編『花嫁はマリッジブルー』で本格的に作家デビュー。ボーイズラブ(BL)作品を主に手がけてきた。ほかの著書に『神さまのビオトープ』など。

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