毎日快調ですか?


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SMAPや嵐といった国民的な男性アイドルグループを生み、一時代を築いてきたジャニーズ事務所の社長、ジャニー喜多川氏(87)が解離性脳動脈瘤(りゅう)破裂によるくも膜下出血のため治療に専念すると発表された。くも膜下出血は前兆がほとんどないまま重大な症状に襲われる。カリスマが第一線を退くことになりかねない事態に、ジャニーズに激震が走っている。
TOKIOの国分太一(44)は2日、MCを務めるTBS系情報番組「ビビット」で、「何度も時間が空いたときはジャニーさんに会いに行っています」と明かした。
「みんなでまたジャニーさんに復活してもらたい。ジャニーさんもまだ新しいグループを作りたいと思っている」と話した国分。「医師、看護師の皆さんが一緒に戦っている状況」と説明、「元気になった姿を報告できたらと思っているので、温かい目で見守っていてください」と訴えた。
緊急入院から2週間。その容体がようやく明かされた。ジャニー氏は6月18日午前、東京都内の自宅マンションで倒れ、救急搬送され、現在も入院している。当時は意識不明だったことから、ネット上ではさまざまな情報が飛び交っていた。
ジャニーズ事務所は1日、書面でジャニー氏の病名について、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血であると明らかにした。さらに「今もジャニーは必死に頑張っておりますので、治療に専念することを最優先とさせていただきたい」としている。
嵐が東京・ソニーミュージック六本木ミュージアムで開幕したファンクラブ限定イベント「ARASHI EXHIBITION JOURNEY 嵐を旅する展覧会」(11月30日まで)の会見で公表された。
松本潤(35)はジャニー氏が倒れた翌日、見舞いにいったことを明かし、「今はジャニーさんが1日も早く元気に回復してくれることを祈っています」と語った。
ジャニー氏は治療に専念するとしており、現状では第一線から退く可能性が高い。あおい輝彦(71)らジャニーズにはじまり、郷ひろみ(63)、田原俊彦(58)、近藤真彦(54)、少年隊、光GENJI、SMAP、嵐といった歌って踊れる男性アイドルたちを次々と生み出したカリスマが一線から離れることになると、求心力を一気に失いかねない。
今年からは元「タッキー&翼」の滝沢秀明氏(37)がプロデュース業務やジュニアの育成などを引き継ぐなど、後継者育成が進んでいる。
「滝沢氏と、タレントのマネジメントを担うメリー副社長の娘である藤島ジュリー景子副社長の関係性が、これまでのジャニー氏とメリー喜多川副社長のような両輪として機能するのかという懸念がある」と芸能関係者。さらには「若手に力を入れる滝沢体制に不満を持つベテランたちが離反する可能性もあります」とも。
ジャニーズは大きな岐路に立たされている。
■くも膜下出血 「前兆なく、突然強い頭痛」
解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血について、近畿大医学部脳科学教室の中川修宏講師は、「脳の血管が裂けて(血管にできたこぶを指す)動脈瘤が破裂し、くも膜下出血を発症するもので、突然強い頭痛に襲われる」と解説する。
「年齢や他の病気などの状況によるが、一般論としては意識が戻らなかったり、手足が動かしにくいといった後遺症が出ることがある」とする一方で、「治療を行う際に裂けた血管を遮断する方法をとることも多く、その場合、再発リスクは低い」と話す。
前兆はほとんどみられないことが多く、軽い頭痛がまれにある程度だという。予防策としては「脳ドックなどで動脈瘤の有無を確認するのが一番だ」と中川氏。
芸能界では、歌手で俳優の星野源(38)が2012年、13年にくも膜下出血を2度発症したが、手術が成功し14年に復帰した。歌手の米良美一(48)や腹話術師のいっこく堂(56)も発症後、復帰した。
globeのKEIKO(46)は11年に自宅で倒れ、現在もリハビリを続けている。19年6月にはタレントのSHEILA(46)が緊急手術を受けたが経過は順調だという。