世界が注目「あみこ」は21歳女性監督の初作品(産経新聞)

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出典元: 映画「あみこ」の山中瑶子監督(藤井克郎撮影)

初めて撮った映画が、とてつもないことになっている。撮影当初は19歳だった山中瑶子監督(21)の第1作「あみこ」は、映画作家の登竜門として知られる昨年のPFF(ぴあフィルムフェスティバル)で評判を取った後、ベルリン国際映画祭に選出されるなど世界が注目。9月に東京で公開が始まると、連日の大入りに上映期間が延長されるほどで、映画関係者の間ではちょっとしたニュースになっている。「宣伝も1人でやっているから大変なんです」と苦笑する映画界の超新星の素顔とは-。

■間口の広い青春映画

 「あみこ」の劇場公開が始まったのは9月1日のこと。東京都中野区にある映画館「ポレポレ東中野」1館のみでのレイトショー、しかも1週間限定で午後9時から1回だけの予定だった。それが初日から観客が殺到し、終了後の午後10時半から、スーパーレイトショーとして再上映することを急遽(きゅうきょ)決めた。

 「1週間毎日満席にしたいという目標はあったが、あそこまでとは思っていなかった。結局、スーパーレイトショーは4回もやっていただけたが、若いお客さんが多い日と年配の男性客が多い日があったりして、面白かったですね」と山中監督は振り返る。

 この人気ぶりを受けて、ポレポレ東中野では9月22日から2週間のアンコール上映を決定したが、ここでも盛況が続き、さらに2週間延長して10月19日までの上映となった。20日からは横浜シネマリンで上映され、年明けには山中監督の故郷である長野のほか大阪でも公開される予定だ。

 「結構、間口の広い映画だったのかな」と監督自身が驚く「あみこ」は、山中監督が19歳から20歳にかけて撮影した初監督作だ。

 長野に住む高校生のあみこ(春原愛良(すのはら・あいら))は、気になっていたサッカー部のアオミ(大下ヒロト)と偶然、一緒に帰ることになり、魂の時間を共有したと思っていた。だがアオミが東京の大学に通う瑞樹先輩(長谷川愛悠(あゆ))と付き合っているという噂を耳にする。1人長距離バスで東京に向かったあみこは…。

■人間を面白がりたい

 というストーリーもさることながら、スマートフォンなど現代の若者文化をうまく取り入れたり、駅構内で突然ダンスを始めるといった映画的な瞬間を盛り込むなど、巧みな映像表現が光る。昨年のPFFアワードで観客賞を受賞すると、今年2月のベルリン国際映画祭では史上最年少でフォーラム部門に招待。さらには香港国際映画祭、ジャパンカッツ(米国)、バルディビア国際映画祭(チリ)といった世界の名だたる映画祭で評判を呼んでいる。

 「ぴあ(PFF)は入選する気持ちでしたが、さすがにベルリンは焦りましたね。800人が収容できる劇場がほとんど埋まったんですが、スクリーンが本当に大きくて、そんな大きいところでかけることは想定していませんでしたから」

 こう話す山中監督が映画に目覚めたのは、長野に住んでいた高校2年生のときのことだ。美術の教師に勧められて見たのが、アレハンドロ・ホドロフスキー監督のカルトな作品「ホーリー・マウンテン」(1973年)で、「こんな映画を撮る人間がいるんだ」と驚いた。さらにピーター・グリーナウェイ監督の「ZOO」(85年)と、作家性の強い映画にのめり込む。

 「基本的に人間を面白がりたいという気持ちがある。毎日同じ時間に会社に行って業務をこなすだけじゃ、人間の面白さに気づきにくくなるんじゃないかと思っていた。その点、映画監督のように芸術に携わる人って、まっとうな生き方だと思ったんです」

■SNSで出演者を選出

 映画をやりたいと、高校卒業後は日本大学芸術学部の映画学科に進学。映画を見まくっているような人と交わって圧倒されたいと思ったら、同級生はそれほど映画が好きなようには見えない。大学の授業も進み具合が遅く、卒業制作は30分以内と決められていた。

 入学して1カ月で大学に見切りをつけると、独自に映画を作ることを決意。SNS(会員制交流サイト)などでキャストやスタッフを集めて撮ったのが、66分の作品「あみこ」だった。

 友人の私物のデジタル一眼レフカメラを借り、ツイッターで探し出した武蔵野美術大学の学生に撮影を依頼した。あみこ役の春原は、顔だけで選んだという。

 「よほど下手な人は役者を目指さないだろうと思ったし、だから事前に演技を見ようなんて思いもしなかった。自分が抱えていたエネルギーをそのまま乗せられればいいかなと思ったので、あんまり美しい映像は考えないようにしていたかもしれませんね」

 こうして完成したデビュー作がヒットし、すでに次回作の短編を撮り終えたほか、いくつか「一緒にどうですか」と声をかけてくるところもある。「自分がやりたいようにできたら一番いいが、私は脚本を書くことしかできないから」と準備は怠りない。

 「今のところは自分のために撮っているので、それに誰かが関心を持つのは不思議な気がする。でも面白いんですよ、単純に。何でしょうね、この感覚は」とほほ笑んだ。(文化部 藤井克郎)

 ■山中瑶子(やまなか・ようこ) 平成9年、長野県生まれ。母親は中国出身の大学教師という家庭で育つ。27年に日本大学芸術学部に入学するも休学し、「あみこ」の脚本を書き始める。「あみこ」は29年のPFFアワードで観客賞を受賞。来年年明けには、短編で参加したオムニバス企画「21世紀の女の子」が公開される予定。

 ■「あみこ」と世界の映画祭 今年2月のベルリン国際映画祭のほか、「あみこ」が上映された主な国際映画祭は次の通り。

 ・香港国際映画祭

 ・全州国際映画祭(韓国)

 ・ジャパンカッツ(米ニューヨーク)

 ・ファンタジア国際映画祭(カナダ・モントリオール)

 ・バルディビア国際映画祭(チリ)

 「あみこ」はポレポレ東中野に続き、10月20日からは横浜シネマリンで公開されるほか、来年2月には長野ロキシー(長野市)で予定されている。さらに大阪など各地での公開も検討中。

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